2010年07月18日
プロビティンシャ城跡in台湾
赤嵌楼 (ブロビティンシャ城跡)
高雄から台南市内までバスで移動。
定番の観光地であるが、二十数年ぶりの台南。
鄭成功が台湾に侵攻した最初の上陸地である台南市の拠点となった城跡である。
17世紀にオランダが極東アジアの拠点としていたところを、鄭成功が占領して駆逐した。
*礎石の石版横の入口が当時の正面入口だったとか。
*中華民国55年に上げられた「赤嵌楼」の扁額。
鄭成功(1624-1662)
父・鄭芝龍と日本人の母=田川 松(長崎、平戸)の間に生まれる。
統治の中国・清によって滅ぼされた明を復権させるべく、台湾へ侵攻した
と言われている。
小説・「鄭成功…施風につげよ」上下 著者:陳舜臣
を読むと、当時のダイナミックな歴史観を味わえる。
*台湾では、鄭成功への尊敬の念があつく、道路に「成功路」とか
大学では「成功大学」とかに使われている。
Posted by SPC太郎 at 09:58│Comments(0)
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